みなさんこんにちは、masatoです。
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対策しましょうね
さて「チューナーでメーターを真ん中に合わせたはずなのに、合奏になると自分の音が浮いてしまう…」
「パート内で音がひとつにまとまらず、ハーモニーが綺麗に響かない」
吹奏楽部でトランペットを担当していると、こんな悩みに一度はぶつかりますよね。私自身も年間多くの学校で吹奏楽部の指導をしていますが、実に多くの学生がこの「チューナーの罠」にハマっています。サイボーグのようにクリップ型のチューナーを楽器に全員つけてる楽団に行くと驚愕してしまいます💦
結論から言うと、アンサンブルや全体合奏で美しいサウンドを作るために一番大切なのは、「目(チューナー)で音を合わせること」ではありません。
今回は、チューナーの正しい考え方から、パート内で響きを合わせる鉄則、そして「全体合奏」で美しいハーモニーを生み出すためのコツまでを分かりやすく解説します!
1. トランペットの音が合わない?チューナーの「間違った合わせ方」と正しい考え方
まず知っておいてほしいのが、「チューナーのメーターに音を合わせに行くのは間違い」だということです。
間違った使い方:メーターを目で追うと喉が締まる
チューナーのメーターを真ん中に止めようと必死になると、どうしても意識が「目」や「口元」にいってしまいます。
すると無意識に喉が締まり、息の流れが止まって音が小さく痩せてしまいます。痩せた音でいくらメーターが真ん中に合っても、合奏に入った瞬間に音が浮いてしまい、ハモりません。
正しい使い方:まず良い音を吹き、現状を知る道具にする
チューナーは「答え」を与えるものではなく、あくまで自分の今の音の状態を知るための補助器具です。
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まず、しっかり息を流して自分の一番「良い音」を吹く(意識が大事)
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その状態のままチューナーを見て、自分の音の傾向(高い・低い)を知る
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管の抜き差しや息のコントロールで修正する
この順番を徹底しましょう。「良い音=良い音程(ハモる音)」につながっていくのが本来の姿です。
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2. トランペットパートで「ハーモニーの響き」を作る3つの鉄則
チューナーから目を離したら、次はパート内で息と音を重ね合わせていきましょう。美しいハモりを作る鉄則は以下の3つです。
① 音を出す意識を「ベルの先30cm前」に置く
音を出すとき、自分の口元や楽器の近くに意識がいっていませんか?
音の意識を「ベルの先30cm前」に置いてみてください。
これだけで息の出方がガラリと変わり、音が遠くまで太く響くようになります。パート全員がこの意識を持つだけで、お互いの音が自然と混ざり合い始めます。
② 音の出だしは「じゃんけんぽん」でテンポを予想して揃える
音が揃わない大きな原因は、アタック(発音)のタイミングがバラつくことです。出だしを綺麗に揃えるコツは、発音するテンポ感をみんなで「予想」することにあります。
たとえば、じゃんけんをするとき「じゃん・けん・ポン!」の「ポン!」のタイミングって、誰とやってもピッタリ揃いますよね?
これは「じゃん」「けん」という最初の2点のテンポが決まっているから、3点目の「ポン」が予想できるからです。
演奏もまったく同じです。発音する直前のテンポ(2点)をパート全員で共有・予想することで、ピッタリ揃った美しい出だしが生まれます。
③ ブレスを吸う「タイミング」を全員で揃える
音色やアタックを揃える最大のポイントは、音を出す瞬間ではなく「息を吸うタイミング(ブレス)」です。
出だしを無理に合わせようとするのではなく、同じテンポ感で「一緒のタイミングで深々と息を吸う」こと。息を吸うスタートラインが揃えば、発音のタイミングも音色も、意識しなくても完璧に一致します。
【メトロノームはやっぱり振り子式】
管理次第ですぐ狂っちゃうこともありますが、テンポを予測することに関しては電子音よりアナログな振り子メトロノームが私はおすすめです。電子メトロノーム確かに便利なんですけど😅
3. パート練習から「全体合奏」へ繋げるハーモニーのコツ
トランペットパート内で響きが作れるようになったら、いよいよ全体合奏です。木管楽器や低音パートと一緒に吹くときは、以下の2点を意識してみてください。
① 自分より「低い音域」を意識し、360度に広がる倍音を乗せる
全体合奏でトランペットが浮いてしまう最大の理由は、自分の音ばかり聴いているからです。
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自分の「1オクターブ下」の音域に耳を向ける
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さらに、チューバやトロンボーンなど「合奏の最下層」の音域まで耳に残す
低い音の土台の上に自分の音をそっと乗せるイメージを持ちましょう。
倍音が多く含まれた良い音は、まっすぐ飛ぶだけでなく「360度に広がるような艶やかな響き」を持っています。低音の土台にその響きを包み込ませるのがコツです。
② 「良い音」を保ったまま周りと音量を揃える
合奏で大切なのは、良い音を出すことに加えて「周りの楽器と音量を揃えること」です。
どんなに良い音でも、トランペットだけが飛び抜けた音量で吹いてしまっては全体のアンサンブルが壊れてしまいます。自分の「良い音(豊かな響き)」はキープしたまま、周りの音量感にすっと溶け込ませるバランス感覚を磨きましょう。
4. 【FAQ】合奏のピッチ・ハーモニーに関するよくある質問
Q1. 自分の音が周りより高いのか低いのか分かりません…
A. まずは自分の音を「鳴らし切る」ことから始めましょう。
自信がないと息を潜めてしまい、ピッチの判断すらできなくなります。まずはベルの先30cmへ息をしっかり流した上で、周りの音との「うなり(音がうわん・うわん揺れる現象)」を聴いてみてください。管を少し抜き差ししてみて、うなりが消えて響きがふわっと広がるポイントを探す練習をしてみましょう。
Q2. パート練習で一人だけピッチが合わない部員がいる時はどうすればいい?
A. 「ブレスのタイミング」と「息の流れ」を一緒に確認してあげてください。
ピッチが合わない原因の多くは、口元(アンブシュア)ではなく「息が吸えていない」か「途中で息を止めている」ことです。「じゃんけんぽん」の要領で一緒に息を吸い、ベルの先へ息を流し続ける練習をパート全員で繰り返すと、驚くほど自然に揃うようになります。
まとめ:今日からできるアクション
アンサンブルや全体合奏で綺麗なサウンドを作るコツは、メーター合わせに捉われるのではなく、周りの音を聴いて「息と響き」を重ね合わせることです。
| ポイント | 具体的なアクション |
| チューナー | 補助器具と割り切り、まず「良い音」を吹いてから確認する |
| 響き | 意識を「ベルの先30cm前」に置き、太く遠くへ響かせる |
| 出だし | 「じゃん・けん・ポン」の要領でテンポを予想して合わせる |
| 合奏 | 低い音域(最下層)に耳を残し、360度の倍音を乗せる |
次のパート練習や合奏で、ぜひ「一緒に息を吸って、ベルの先30cmへ響かせる」ことから試してみてくださいね!

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