皆さんこんにちわ、masatoです。
今回は先日お話ししました『パート練習』に関して具体的に何をすればいいの?というお問い合わせをいただきましたので、今回は私が普段パート練習の内容をお伝えしていきたいと思います。基本的な取り組み方については,
に記事がありますのでこちらも参考にしてください。それでは始めていきましょう。
1 どのようなパート練習をするのがよいのか
こちらは前回のから少し踏み込んだ内容をお話させていただきます。と言いましても決して難しい内容ではありませんのでご安心ください。
時間を意識する
日々の練習は様々なパターンの練習予定になっていると思います。その中でパート練習に使える時間が決まってきますよね。その時間がどれだけあるかと言う事と、今どういう練習時期なのか、例えば本番前なのか、オフシーズンなのか。それを考えて練習内容を決めていきましょう。練習内容というのは、基礎練習と取り組んでる曲練習の割合を決めると言う事です。そうして今自分たちに必要な練習を効果的に行うことができます。与えられた時間を無駄にしない工夫が必要です。
過度にクオリティを求めすぎない
こちらは練習内容が良くなくても見過ごしてくださいと言っているのではなくて、あまりにミクロなことを突き詰めすぎると、時間がいくらあっても足りませんし、パート練習という複数の人達で行う練習の時は個人の能力差もありますのでその場で解決できないこともあります。そんな時は現状の問題点を相手に伝えてどんどん他のやるべき練習を進めていくことのほうが効果的です。時にはここだけは何とかしたいという箇所があれば重点的に練習するのは問題ないと思います。
練習中の疑問点はみんなで共有する
練習中に生じた疑問点があれば必ず指摘しあいましょう。『ここの吹き方どうだった?』『ここの部分こうだったよね?』とかそういった意見交換をすることでメンバー間の共通理解が生まれて練習効率が良くなります。やはりトランペットを演奏する基本は皆さん一人一人の『こうやって演奏したい』という意思から楽器を通じて表現できていくわけです。ふだん黙々と練習してしまう事あると思います。恥ずかしがらずに意見を出し合いましょう。
2 masatoのパート練習中の失敗談
私が良くやらかしてしまった失敗は時間配分を上手くできなかったことが一番多いんです。それは良いものを作ろうという気持ちからそうなるのですが、ついうまくいかない部分をできるまで何回も練習してしまって時間を使いすぎ、肝心の一番やらなければいけない部分の練習時間が無くなってしまうと言う事がほんとにたくさんありました。
なんだかんだ時間に対する意識ができていないんです。一か所に集中することも大事なのですが何もやらない箇所ができてしまうのは結果良くありません。大人になり学生時代のように練習時間が激減した環境に置かれるようになってようやく時間の大切さを知ることができ、個人練習するときもパート練習するときもまず時間がどれだけあるんだ、というところから逆算してあれこれやりたいことをスケジューリングするようになりました。皆さんも是非実践してみてください。
3 パート練習のメニューについて
具体的なメニューですが、ずらっと紹介しますのでその時必要なメニューを時間に合わせてチョイスしてみてください。
- ロングトーン
- ロングトーン(クレシェンド、デクレシェンド)
- リップスラー
- タンギング
- スケール
- ハーモニー練習
- ハーモニー練習(タンギングと併用)
- 今取り組んでいる曲の練習
になると思います。それぞれまんべんなく取り組むのもありですし、基礎練習と曲の練習に分けるのもありだと思います。スケジュールの組み立ては最初めんどくさいかもしれませんが、やってると楽しいもんですよ。取り組んでみてください。
4 まとめ
いかがだったでしょうか。今回は実践的パート練習についてお伝えしてきました。特に吹奏楽をされている方はこのパート練習がとても効果的で、かつ自分自身の個人の訓練にもなりますのでどんどん実践していってください。そしてパート練習の時間の使い方に関しても一度試していただけたらと思います。また何かわからないことがありましたらお問合せいただきましたらお答えいたします。
それでは今回はこの辺で、また次の記事でお会いしましょう。
masato