ご存じですか?教則本の在り方、使い方

こんにちはmasatoです。

今回は教則本についてです。

皆さん練習の際に教則本は使っていますか?スケールやタンギング、リップスラー、練習曲様々なパターンの本が出ています。しかし誤解のない範囲で申し上げるとこれらの教則本を何も知らない我々アマチュアが手を出すには少しハードルが高いんです。今回はこれらの教則本をどのように使っていけば良いのかをできる限り簡単に説明できればと思っています。

それでは始めていきましょう。

1 教則本てどういう時、どういう風に使えばいいの

皆さん教則本てお持ちですか?私は教則本は現在使っていないんです。そもそも皆さんは教則本どのように使っておられますか?

譜例を指定のtempoで吹けるように繰り返し練習されているのではないでしょうか?

それは正解でもあり間違ってもいます。なぜならその教則本に書かれていることはその譜例をただ吹ければよいというものではないからです。確かに教則本に書かれている譜例はおおよそ色んなパターンはあれど規則的なものが多いのでそのようになりがちですが、そこには教本を制作した方の意図が多く詰まっています。

例えば、

  • その譜面をどういう音色で吹けばいいのか。
  • どのような息遣いで吹けばいいのか
  • どのようなフレージングで吹けばよいのか

等は教則本に一つ一つ書かれている場合は非常に少なく、しかしそれらを理解せずに練習してしまうとその効果が半減してしまうのです。ですから教則本を使用するときは、誰かのレッスンを受けるという選択も重要になってくるのです。そのレッスンについては別の記事に書いていこうと思っていますので、そちらを参考にしてください。全然当てがない場合は最近はYOUTUBEなどで投稿されている動画もありますので参考にしてみてください。もちろん私に質問していただいて構いませんよ((´∀`*))

2 masato が教則本でやらかした失敗

教則本にはいろんな情報があるのですが、使用方法についてはリサーチをしてどういう使い方をすれば効果があるのかを理解して臨むのが良いと思います。安易にこれ良いから使ってみたら、というような紹介を鵜呑みにしないことが大切です。

やらかすというような失敗はないのですが、外国の出版教本だと当然注釈がその国の言語になっています。その解釈を誤ってしまうととんでもない間違いになりやることが正反対になることがあります。(例えば息継ぎしないといけない部分を息継ぎしてはいけないと解釈したこともあります)

こういうことは大人になってもよくあるので困ったら詳しい方に聞く!これが一番なのかもしれません。

3 やるならおすすめ教則本

教則本をあまり使わない私がとてもお世話になっている教則本2冊を紹介したいと思います。まずは

アーバン金管教則本1~3  アーバン著

超定番!です。トランペットに必要なほぼすべての技術が網羅されている決定版です。内容も初心者からプロまで使える充実度です。そしてこの教則本の優れていることは譜例の曲がただのテクニックを練習させるためだけではなく、非常に音楽的で美しい。ちゃんと曲になっているんです。詳しく解説すると紙面が足らなるくらい細かく作られています。

私自身このアーバン金管教本と向き合ったおかげで様々な譜面のパターンに強くなることができ演奏に幅が出てきました。ぜひ取り組むべき教本であると思います。

テクニカルスタディ    クラーク著

こちらの教則本は、ピアノで言うところのハノンに相当する、主にフィガリング(指回し)とフレージングと音感を鍛える教則本です。中身はひたすら細かいパッセージを何回もリピートしながら訓練していくのですが、この教本に書かれていることは単に指を速く回す練習ではなく、すべての音を均一にならすことができるというテーマを持った素晴らしい教本です。そしてこの教本こなせるようになると、ブレスコントロールが格段に良くなる相乗効果もついてきます。こちらもぜひ取り組んでいただきたい教本です。

番外編(今取り組んでいる曲)

番外編として今現在取り組まれている楽曲の一部を抜粋して教則本として扱うというやり方があります。

今取り組まれている楽曲を克服したいのは皆さんにとって最重要課題ではないでしょうか?それならそれを使おうじゃないか!ということです。苦手な一部分を切り取って普段の基礎練習として取り組めば必ず克服できるはずです。

4 まとめ

いかがだったでしょうか?今回は教則本の在り方、使い方について伝えしてきました。私個人としては教則本というものはまず誰かに習ってそれを持ち帰って練習するときにレッスンを思い出しながら教則本を使うのが効果的ではないのかなと考えます。

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