トランペットの上手い下手とは?やる気が上がるメンタル教えます

皆さんこんにちは、masatoです。

皆さんは日頃トランペットがうまくなりたくて練習に励んでおられると思います。そしていろんな方から『あの人上手だね』と認めてもらいたくなるものです。一言で『うまい』と言ってもその基準は千差万別で明確なものはありません。今回は『上手い』とはどのように演奏できれば良いのかを整理して考えて、現状の皆さんがうまくなるために足らない部分を補ってもらえる材料になれるといいと思いお話させていただきます。

1 うまい条件とは

皆さんの中でトランペットがうまい人てどんな方でしょうか。とても大きい音で吹く人のことでしょうか、はたまたハイトーンを吹きまくれる人でしょうか。世間一般にうまいと言われている人に共通する条件を挙げて皆さんがすでにお持ちか、足らないかを整理する材料にしていきましょう。

音が大きい人

とても単純なタイトルですが、音のレンジの大きい人はトランペットがうまい必要条件です。ただ大きな音を吹ければよいというものではありませんが、大きな音(響いた音)が吹けないプロ奏者を見たことがありません。大きい音が鳴る、小さい音が出せるというのは息を効率よく楽器に使えている証拠になります。

音色が豊かな方

多様な音色を使い分けることができる方は羨ましい限りです。センス的な部分もあるとは思いますが、色んな音楽を聴くことで養われる部分であると思われます。

技術が高い方

一言で技術と言っても様々ありますので、すべては割愛いたしますが、これらに長けている方は楽器に対する柔軟性に富んでいます。結局のところスケール、リップスラー、タンギングは効率よく楽器を操れることが重要で、効率よい合理的な奏法であればそれらの技術はおのずとできていくものであるが、殆どの方はそれはできないでいます。

表現力に長けている方

一つのフレーズを演奏するにも起伏に富み、自然な抑揚を持って演奏できる方を指します。また、ご自分が合奏の中でどのような部分を受け持っているかによってその存在の浮き沈みを理解し演奏に結び付けることができる方を意味します。このようになるにはたくさんの合奏経験と音楽そのものの勉強をすることで得られていくと考えます。

2 上手くなる為に必要な事とは

それではうまくなるための条件を満たすために必要な事とはどのようなことでしょうか。トランペットを吹く方のタイプを、ものすごくざっくりと分けると『表現タイプ』『技術タイプ』に分かれます。年齢が若い方の多くは特に『技術タイプ』になると思われます。そしてそれぞれにないタイプを求めることになるのです。今回はうまくなるために必要なあることをお伝えしていきます。

トランペットで何をすべきなのか

こういうこと考える方少ないとは思いますが、うまくなる根本の部分なので聞いてください。私たちトランぺッターはただトランペットを吹くだけではなく『音楽』をしているわけです。音楽とは大袈裟かもしれませんが芸術なわけです。

受け売りですが、芸術とはあるものを使って別のものを表現することと教わりました。ですから私たちはトランペットを使って聞いてくれる方にあなた自身が何かを表現し発信していくことが根本なのです。そのために日々トランペットの技術を磨いているのです。

表現と技術どっちが大事か

先ほども述べましたが、トランぺッターをざっくり二分すると表現派と技術派になります。答えから言いますとどっちも大事です。いくら表現が豊かに演奏できていても基本の奏法が良くなければ、その表現は聞いてる人には伝わりにくいですし、技術的に優れていても表現することをしない演奏には聞いてる人の心は響きません。

じゃあどうすれば良いのか。結局はバランスの問題なんです。音楽表現と音楽技術は車輪の両輪だとイメージしてみてください。どちらかのウエイトが高ければ車輪はまっすぐに進むことはできません。このように考えればトランペットでうまくなることが具体的に何が必要か分かるようになってくると思います。

3 まとめ

いかがだったでしょうか。今回はトランペットがうまくなるメンタルに関してお伝えしてきました。漠然とうまくなりたいと言いますと何から手をつければいいのかわかりにくいです。手っ取り早いのはレッスンを受けることなのですが、その前段階として今のご自分のトランペットで何を表現したいのかを整理し、補っていくべきことを知ることがとっても大事です。

時代と共に奏法が確立され楽器の性能が上がってきている昨今とても上手なトランぺッターがたくさんおられます。しかし表現の部分は少し忘れられている部分も否めません。表現と技術の両輪を共に高めていけるよう私も含めて頑張っていきたいものです。何か今回のことでご質問がある方はお問い合わせからお願いします。できる限りお答えいたします。

それでは今回はこの辺で、また次の記事でお会いしましょう。

masato

スポンサーリンク
スポンサードリンク
スポンサードリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする