名トランぺッターから学ぶmasatoが語る上手い人の条件

皆さんこんにちわ。masatoです。

皆さんはあこがれ、もしくは目標にしているプレイヤーていてますか?私はたくさんいます。八方美人やなと突っ込まれそうですが、それぞれに良い部分があるプレイヤーは尊敬しますし、そんな風になりたい願望からその方の演奏をよく聞いてしまいます。そんなことから私の独断と偏見でチョイスするあこがれの名トランぺッターを紹介しながらそんな方たちに共通する部分を見つけていってトランぺッターに必要な事を見つけていきたいと思います。

1 うまいトランぺッターの条件とは

意外と一言で言い表すのが難しいですよね。もちろんどんな難しい曲でも吹けて音色も美しく引き付けられるものがある人であることは間違いないのですが、個人の主観もかなり入りますし具体的にこの部分て考える方少ないと思います。ですからここでは敢えてうまいトランぺッターの必要な条件を挙げていきますので、皆さんにとって必要だと思う項目を目標に定めればより具体的にアプローチできていくのではないでしょうか?

技術に優れている

言わずも名がという感じですが、名だたるトランぺッターで技術的に問題のある方はおられません。もちろんその中でも得意不得意はあれども高いレベルでクリアされているので何の問題もありません。

音色が豊かである

どんな場面においてもその部分において的確な音色を使い分けています。これも広義では技術と言う事になるのかもしれませんが、多彩な引きだしに我々は魅了されてしまいます。

どんなジャンルでも吹きこなす

名トランぺッターと言われている方々はレベルが上がれば上がるほどジャンルの垣根がなくなっています。オーケストラバックにコンチェルトを吹いたがと思えば、ビッグバンドでバリバリのノリを見せたり。私たちはつい『僕はクラッシックしかやらない』『ジャズしかやらない』となりがちなのですが、自分をカテゴリー分けしすぎるのは成長を妨げてしまうような気がするのです。

芸術的である

名プレイヤーに共通することとして、もはやトランペットを吹くと言う事を超越していると言う事です。私はアマチュアですがトランペットを操ることで何かを表現する。『音楽する』と言う事を重要に感じています。それはとても難しい事ですがただトランペットを上手く操るだけでは音楽にはなりません。おっさんになった今もその目標には遠く及ばないのですが、できる限り追い続けていきたいと思っています。

2 masatoの憧れる名トランぺッター

ここからは少し私の主観が100%ですので皆さんの憧れている方とは違うかもしれません。しかしここで上げることで皆さんのトランペットライフの参考になればと思います。どのプレイヤーもネットの中にたくさん存在するので一度聞いてみてください。

神様!モーリス アンドレ

フランス人トランぺッターで78歳、2012年にお亡くなりになっておられます。この方何がすごいかて、ほんとに天使が歌っているかのような艶やかなそして神々しい音色をしていることです。そしてどんな難しいパッセージも軽々と吹きこなす人間業とは思えない領域なんです。今でも自分の音が荒れてきたなと感じると、この方の音源を聴いて心を浄化するのです。そしてアンドレさんはバロック音楽の音源が多いのですが、しっかりとイージーリスニング音楽を演奏したりしてマルチな活動をされていたのでした。

天才!ウィントン マルサリス

アメリカ人トランぺッターで現在も活躍されています。ジュリアード音楽大学を卒業。ジャズとクラッシック音楽両方の分野で世界的地位を築いているトランぺッターです。この方の凄い事は難しいことを鼻歌のように軽々と演奏してしまうのです。そしてクラッシック、ジャズの両方の表現を見事に表現できるトランぺッターです。そうまるで別人のような音色の変化をもっているのです。演奏はじつにクール、知性を感じさせる奏者です。ジャズ好きの方にはそういうところがクールすぎると言われている部分もありますが、私にとっては間違いなく目標となるトランぺッターなのです。

ターミネーター!アレン ヴィジッティ

アメリカ人トランぺッターで現在も活躍されています。イーストマン音楽学校を卒業。この方もクラッシック、ジャズ、フュージョン、映画音楽のスタジオミュージシャンとしても活躍されています。この方の凄いところは『サイボーグですか』と言わんばかりの超絶技巧であらゆる音域、トリッキーなリズムを吹きまくります。そして風貌からは想像できないようなパワフルな音を出します。そしてどんな時も張りのある音色と多彩な音色を聞かせてくれるのです。私事ですが私のトランペットは彼のシグネチャーモデルを使っています。

熱血!アルトゥーロ サンドバル

キューバ人トランぺッターで現在も現役で演奏されています。ジャズの巨匠でトランぺッターのディジーガレスピーに影響を受け、才能を認められるアメリカへ亡命、帰化されました。この方の素晴らしいところは太く柔らかい低音から超音波のようなハイトーンを駆使してさらに超絶テクニックと抜群の歌心で聞く人の心を釘付けにしてしまいます。ライブなどでは結構ミスしたりするのですが、そういうのを感じさせない圧倒的な表現力と懐の深さを感じます。さらにサンドバルはクラッシック音楽出身と言う事でコンチェルトのCDも発売されているのです。まさにスーパートランぺッターです。

3 まとめ

いかがだったでしょうか。今回は名プレイヤーに見るうまいトランぺッターの条件とはということをお伝えしてきました。私が言いたいうまいトランぺッターとはやっぱり『音楽してる』んです。楽器を演奏していることには変わりないんですけど、それ以上に音楽を表現しているんです。表現をするためには絶対的な技術が必要になってくるのですが、技術を追い求めるばかりに音楽をする心構えを忘れてしまってはいけないような気がしますし、及ばずながら私はそう心がけるようにしようと日々努力しているところです。もし本日ご紹介したプレイヤーの音を聞いたことがない方はぜひ聞いていただいて一つ参考にしていただきたいなと思います。気になるプレイヤーはまた順次ご紹介できたらいいなと考えているのでお待ちくださいね。

それでは今回はこの辺で、また次の記事でお会いしましょう。

masato

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