皆さんこんにちわmasatoです。
吹奏楽団やオーケストラ、ビッグバンド等に所属されている皆さんは普段の練習でパート練習はやっていますか?吹奏楽部の方でしたらパート練習されている方多いと思いますが社会人バンドの方々はされていない方もおられるのではないでしょうか。やはりパート練習をするのとしないのとでは全体の仕上がりが大きく変わります。それらを私の体験含めお話していきたいと思います。
それでは始めましょう。
1 パート練習の効果て何?
パート練習。学生の方々はきっとされていると思います。普段の部活動などで当たり前のように行われているパート練習ですが、それをする効果て考えたことありますか?どのような練習にもきちんと意義があってやることで効果が表れてきます。それではその効果を紹介していきたいと思います。
パート内でのいろいろな統一ができる
トランペット上達するには個人でのスキルアップが不可欠です。個々の苦手を克服し、得意なことをさらに伸ばすということです。しかし、殆どの皆さんは団体の中におられると思います。要は複数の方と音の出し方や音程、音量などをそろえていかなければなりません。パート練習をやればお互いの同じ楽器を演奏している方どうしの音を聞きあうことでそれらがよりまとまりのあるものになっていきます。
合奏ではできない細やかな部分を修正できる
パート練習をすることで合奏の時間だけでは消化しきれなかった部分を合わせることができます。どうしても合奏では全体の大まかな部分を指摘していきますので、実はあまりうまくできていなくてもスルーされていることがあります。こういった部分をパート練習で取り上げて全体の精度を上げると合奏がより良いものになっていきます。ですから、合奏の時にはあまり上手くできてないのに指摘されなかったところをチェックしておけばより効率がいいですね。
パート内でのコミュニケーションづくり
パート練習を行うことで色んな事に気づくことができます。「この人はこんな音をだすんだ」とか「こういう吹き方するんだ」などそういったことをパートのメンバーと話をするだけで自然と相手のことも理解できるようになったりして技術だけではない部分での向上と言いますか、人と人との信頼関係が生まれ、結果演奏にまとまりができます。真面目にひたすら楽器を練習するのもいい事なのですが、人とのかかわりは音楽をするのにとても大事です。
2 masatoがやらかしたパート練習の失敗
私も中学からずっと吹奏楽部に所属し、大人になった(おっさんになった)今でも続けています。これも失敗と言いますか、これまで効果のないパート練習をたくさんしてきました。その反省をお話させていただいて参考にしていただけたらと思っています。
- 一人勝手に吹いている
- 周りの音を聞かない
- 話さない(ただ黙々練習)
ズバリこのパターンが非常に多いんです。これらの3つのことを見てお気づきになられる方おられますか?そうなんです。このパターンでパート練習をするなら一人で練習したほうが効果が上がるということなんです。なぜ他人と合わせる必要があるのか、その意味をよーく考えるとお分かりだと思います。ただ普段何気にこなすような練習を続けるといつの間にかこの悪のパターンにはまってしまう可能性があるのです。
3 効果的にパート練習するために必要な意識
私の失敗からもお分かりのようにパート練習はパートでやることに意味意図をもって練習することでその効果が大きく出てきます。ですから次にお話させていただくことを皆さんの頭の中にインプットしていただいて効果的に練習していきましょう。
- 常に人と一緒に吹いている意識を持つ
- 常に周りの音を聞く
- 積極的に話をする
私がやっていた失敗の逆をやればいいわけです。特に2番目に書いた『周りの音を聞く』というのがほんとに大事で、最初はうまく聞き取れなくても常に意識していれば聞こえるようになってきます。練習の中で『リズムをそろえる』『メロディの吹き方をそろえる』と一言で言っても周りから出る音に敏感に感じることができなければそれはできません。何回も申し上げますが、周りの音を聞く事。これがほんとに大事なことです。それがあって周りとの話ができよりお互いが分かり合えるようになっていけるのです。ぜひチャレンジしてみてくださいね。
4 まとめ
いかがだったでしょうか。今回は効果的なパート練習についてお伝えしてきました。普段やっていることってついマンネリになってしまいます。それを防ぐといいますか、今回お話させていただいたことを実践していただければ、練習の密度がとても濃くなって成果もきっとついてくると思います。そして繰り返して言っております『周りを聞く』という訓練を常にやっていただいて素晴らしいトランペットパートを作り上げてください。また何かご質問などがございましたらお気軽にお問い合わせください。
それでは今回はこの辺で、また次の記事でお会いしましょう。
masato