備えあれば患いなし、本番当日の準備やるべきこと

皆さんこんにちわ、masatoです。

トランペットを吹いておられる方々はそれぞれも環境において『本番』があると思います。その日に向けて一生懸命に取り組んでこられた成果を発表する大切な日ですよね。

そんな皆さんにとって大事な『本番』ですが、その準備の段取りが狂うと本番でのコンディションを崩されたり色んな事故が起こったりします。私にもほんとにたくさんの苦い思い出があり、そんな時って、凄く凹んでしまったりしますよね。

今回は本番当日の準備に関してお伝えさえてもらって,できる限り万全の体制で本番に望めるようにしていただきたいと思います。それでは始めていきましょう。

1 本番当日までに準備しておくこと

わざわざ記事にすることなのか?ということもあるのですが、改めて意識しておくと気持ちよく本番を迎えることができるのではと思っています。これは学生の方であろうが、社会人の方であろうが、意識は同じであると思っています。

楽譜の整理をしておきましょう

本番をされるときおそらく1曲しか演奏しないことはないと思います。ですから先ず本番に備えて準備しておくべきは楽譜の整理です。きっちりとファイルに本番の曲順通りに並べて入れていきます。その際に譜めくりがしやすくなっているかをチェックして、思わぬ事故にならないように備えるべきです。これめちゃくちゃ大事で、ええ加減にやっていると本番当日楽譜が足らないみたいな事になってしまいますので本当に気をつけたいポイントです。

備品の整理をしておきましょう

こちらも当たり前のことです、本番の会場は普段の練習会場ではない場合がほとんどだと思います。そんな移動が発生した時にトラブルになるのが忘れものです。当日使用するミュート類や譜面台その他あなたが任せられている係などで必要な備品全て忘れ物がないようにチェックしておきましょう。本番が近づくと練習がバタバタして気が焦ってきます。そんな時予期せぬトラブルが起こってしまいます。例えば備品チェックリストみたいなのを作っておいて確認するのが確実だと思います。

本番に向けての音楽的な決め事を整理しておきましょう

本番に向けての練習過程でいろいろな箇所での決め事があるかと思います。もしあなたの感覚の中で疑問点がある場合、指導者や周りにきいて解決しておく必要があります。ここは恥ずかしい気持ちとかあるかもしれませんが、わからないことをうやむやにしてしまうと、本番で迷いが生まれ、いい本番の妨げになる可能性があります。同時に何か演奏上の演出などもチェックしておく必要があります。スタンドプレイであったり、ベルを譜面台に当てて演奏したりと決め事はいくつもあるはずです。

2 masatoの本番での失敗あれこれ

これに関してはたくさんの失敗を経験してきました。いくつかあげますと

  • 準備に追われてウォームアップができなかった。
  • 予定時間がおしてしまった(予定の遅れ)
  • リハーサルで吹きすぎてしまった。
  • 撤収が遅れてしまった

などが挙げられます。あるあるな事例なのですが、原因の答えを言うとどれも準備不足

なんです。ただこれはトランペットを吹くということには直接関係しないものもあるのですが、音楽をやってましたら楽器以外の準備てとても大事になるんですね。ですから上記にあるようなことはできるだけ起こらないようにしていい本番を迎えたいものですね。

3 本番当日に意識しておくこと

これまで本番迎えるまでの準備についてお話してきましたが、これからが一番大事な本番当日に気をつけるべきことをお話させていただきます。

本番当日の進行スケジュールを叩き込む

本番当日は色んな方々が拘って演奏会が進行していきます。簡単に説明すると

  • 演者(演奏者)
  • 裏方1(ホールスタッフ)
  • 裏方2(演奏者のお手伝いメンバー)

などです。これだけの方々が当日揃って一つの演奏会を開催していくわけです。その進捗をわかりやすく書いたものが進行台本というものになります。団体によっては演奏者と裏方を兼任していることがほとんどだと思います。ですからご自分が勝手に何かの段取りを変更してしまうと他の担当のスケジュールに影響が出る可能性が出てきます。当日は進行台本通り粛々と行われていくべきなのです。

リハーサルの望み方

当然ながら、当日の会場は普段の練習環境とは違います。きっと広くてよく響くのではないでしょうか。

リハーサルで大事なことは本番会場でどのように響いているのか、聞こえているかを調整していくこと、ホールの照明さんや音響さんに演奏会の段取りを現場で調整していく時間です。ですから普段の練習のように全力投球しすぎると疲労します。疲労すると本番でいいパフォーマンスができなくなるので当然良くない結果になってしまいますし、今までのご苦労が勿体ない事になってしまいます。したがってリハーサルはONとOFFのバランスがとても大事になってきます。これはある程度経験を踏まないと難しいとは思いますが、いい状態で本番にのぞむためには必要な意識です。

終演後の撤収は素早く

楽しい本番を終えてお疲れ様でした。

となるわけですが、ここから先はいち早く会場を片付けて撤収の準備をしないといけません。よく終演後出演者がロビーに出てご来場の方にお礼方々談笑したりしてますよね。それはとても大事なことですのでやっていただきたいのですが、いつまでも話し続けておられる方がいます。こうしている間にもホールのスタッフは会場の片付けに入っています。ですからご挨拶はできるだけ必要最小限にとどめ会場撤収の準備にかからないといけません。

3 まとめ

いかがだったでしょうか?今回は失敗しない本番当日の準備についてお伝えしてきました。

本番て楽器演奏以外のところでとても気を使うということを知っていただきたいなと思い記事にさせてもらいました。どうですか、音楽は一人では何もできないんですよ。ほんとに裏方の方に支えられて本番ができるんです。それを理解していただけるともっと本番を楽しくそして充実したものにできると思います。何かご質問がありましたらお問合せお待ちしております。いい本番を作っていきましょう。

それでは今回はこの辺で、また次の記事でお会いしましょう。

masato

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