絶対うまくなるアーバン攻略法※体験済み

皆さんこんにちわ、masatoです。

皆さんはアーバン金管教本使ってますか?私は使いまくってます。このアーバン金管教本、とっても優秀なんです。以前お話していましたが、何が素晴らしいのかというと

  • あらゆるテクニックに関して網羅されている
  • エチュードのテーマが美しい
  • 初心者から上級者まで使える

と言ったことが挙げられます。今回の攻略法ですが、はっきり言って時間はかかります。しかし確実にトランペットの技術は上達します。実はこの方法社会人になってからレッスンで教わった方法なんです。少なくとも私はこれで大きく成長できたと自負できるので皆さんにも紹介したいと思います。

1 攻略の進め方

さあ、早速始めていきましょう。進め方はそれぞれあると思いますので皆さんが取り組めるスピードで合わせていってください。私は結構なスピードで課題を与えられていたのですがある程度理にかなっているので、それを紹介していきたいと思います。

アーバン攻略の順序

アーバン金管教本の使い方はいろんな方のやり方がありますが、私がお勧めするのはそれぞれのタイトルをはじめからさらうというやり方をしています。当たり前と言えば当たり前ですが、アーバンは百科事典のような厚さの教本でエチュードの数が桁違いです。最初の1ページから始めてしまうと同じタイトルが終わるまで時間がかかってしまいます。そうならないためにも基礎、スケール、タンギング、リップスラーなどのタイトルごとに始めるのが良いと思います。またそうすることで、それぞれのタイトルの技術グレードが順に上がるように書かれてありますので進めやすいのではないでしょうか。

1日の練習でどれくらいこなすか

これに関しては皆さんの練習時間にもよりますが私はアーバンだけにかける時間は30分くらいで良いと思います。アーバン攻略は長い道のりですので、最初から飛ばしても頭打ちになってしまいます。

どのようなtempoで始めるか

できるものなら指定のtempoで構いません。ただし演奏不可能な場合には『できるtempo』でまずは取り組んでください。

2 アーバン攻略の秘訣について

さあこれからアーバンを攻略していくのですが、いくつかの注意点と言いますか理解していただきたい部分があります。個々の考え方を間違えると先に進めなくなってしまいますのでよく読んで理解してみてください。

演奏のハードルを上げない

アーバン金管教本は最初こそ簡単に誰でも吹ける譜面ですが、進めるうちにすぐ難しい内容になっていきます。私たちは練習に取り組むとき『完璧』を目指します。もちろん考えそのものは正しいです。しかし上見たらきりのない音楽において完璧を最初から目指すのはよくないと思います。まずは楽譜に書かれていることを理解しているという意味でも、音を間違わずに吹けるようになれば一旦合格です。細かい事を気にしないでどんどん進めていきましょう

質より量?!

このアーバンを攻略するにあたって大事なのは、このアーバンに載っている様々な譜例まず慣れると言う事が重要です。アーバンを購入して最初のページから最後のページまで吹ききった経験をお持ちの方はどれくらいおられるでしょうか?全体の10%にも満たないのではないでしょうか?いや、5%未満であると推測されます。日本のレッスンでは一つのエチュードをいろんな側面から切り取って深く指摘されます。それは音楽に上限はないから、いくらでも課題は山積みなわけです。しかしある意味では色んなバリエーションの譜面を体験すらできてないとも言えます。ですからひとまず細かな出来不出来に関しては置いといて、どんどん譜面を吹き進めていっていただきたいのです。そしてアーバン1冊コンプリートして欲しいのです。

アーバン攻略して得られるもの

こんな大変な思いしてアーバン攻略してどうなるの?と不安なあなたにゴールした時にどのようになるかをお話します。私はアーバンに書かれている全ての譜面を吹きました。それは攻略中にも少し現れてくるのですが、楽譜に対する対応力が知らず知らずについて来ていることでした。今まで20分くらいかかってた譜面が10分くらいでさらえるようになってきたり今まで苦手なパッセージなんかがスムーズに吹けるようになってきました。そして最後まで到達した時はまるで高い山を登頂したような達成感を得ることができました。そして何より素晴らしいのはこの先です。一度アーバンを1周吹ききったら、もう一度最初から同じ行動をします。『えー、まだやるの?』とお叱りを受けそうですが、ここからが本番です。実はこの2週目、最初の1周目とは比べ物にならないくらいスムーズに吹けるようになってます。まるで目の前の景色が変わったような感覚です。これはつまりあなたの力がついた証拠となります。ここで最初に演奏の出来にこだわらなくていいと言ったのはこういう意味なのです。1周目にあまりできなかった部分を2週目でやれば確実に吹けるようになってます。このような段取りで3週できればかなりの譜面は吹ける力を身に着けることができます。

3 まとめ

いかがっだったでしょうか。今回はアーバン攻略法についてお伝えしてきました。正直かなり地道なトレーニングなのですが、私の場合は月三回のレッスンで各項目を少しづつ順番に成果を見てもらい3年くらいかかりました。今はそれほどアーバンを練習する機会も減りましたが今でもいくつかのエチュードは暗譜できていて演奏しています。またアーバンに出てくる譜面のパターンに慣れると実際の曲に応用がかなり効くので対応力が格段に上がります。ぜひ取り組んでください。そしてわからないことがありましたらお問合せしていただきましたらお答えさせていただきます。

それでは今回はこの辺で、また次の記事でお会いしましょう。

masato

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