何が変わるのか、レッスンを受ける効果に関して

皆さんこんにちわ、masatoです。

皆さんはレッスンを受けたことがありますか?トランペットを習得するうえで大事なことに、やっていることが本当に正しい方向なのか?ということなんです。実際個人練習をしているときに、こういったことを考えておられる方いてると思います。もちろん正しいか正しくないかの判断は皆さん自身が行っていくわけですが、それも時として方向がぶれてしまうことあると思います。そんな時にレッスンを受けていると、毎回のレッスンでそれが良い方向なのかどうかと言う事を客観的に指摘されることでその判断が明確になっていきます。

今回は私が実際にレッスンを受けていたころの体験を通じてレッスンの進め方、そしてレッスンを受けたことによる効果をお話させていこうと思います。それでは始めていきましょう。

1 masatoが受けたレッスンのきっかけと進め方について

私がレッスンを受けていた期間はザックリ3回ありまして、それぞれに有意義な体験ができました。今回はその3回のレッスンがどのようなスタイルで行われてどのようなことを指摘されていたかということをお話していきます。

高校時代に学んだI先生

私は高校に入って初めてレッスンというものを体験しました。レッスンの先生は当時大フィルの首席奏者のI先生でした。当時軍隊のようなクラブ生活でしたので、レッスンを受けると言う事が非常に恐ろしいものであると考えていました。しかしそんな私のイメージと実際のレッスンは真逆で非常に温厚な先生が優しい口調でレッスンが始まったのです。レッスンの形式はクラブ活動の中でしたので、基本グループレッスンと時には何人かをチョイスして少人数でのレッスンがありました。先生のこだわっておられることは、息をがむしゃらに楽器に放り込むのではなく丁寧に演奏することを注意されていました。そして発音の瞬間が荒くならないように指導されました。今まで大きな音を出すことが良い事と思っていた自分にとって大きな気づきになりました。私が学んだのは高校3年間のみになりましたがその間にたくさんのことを学びました。

大学生時代に学んだT先生

大学に入ると高校よりも個人練習の時間がかなり多く取られるような活動してきました。そんな時自分の奏法が間違っているのでは思うようになっていました。そこで色々調べて気になったのがコンデションを崩したプロが奏法改善に取り組むサポートをしているT先生を見つけたのです。早速その方のもとに行き事情を説明しレッスン受けさせてほしいとお願いしました。そうしてレッスンが始まることになったのです。レッスン頻度は1、2か月に一度T先生のスタジオへ伺いレッスンをしていました。初めての個人レッスンです。そこでは息の出し方、舌の使い方を重点的に教わり、より効率的な息の使い方ができるようになってきました。課題を出された際にも次のレッスンでそのことについて丁寧に説明をしていただきました。個人レッスンですから全て私の問題解決のみに時間をとってもらえることが私にとっては非常に有効な時価でした。

社会人になり再び教えを乞うことになったT先生

大学を卒業した私が直面したこと、それはトランペットの技術の著しい低下でした。今まで一日中練習していた私が社会人になったとたん週一日3時間くらいしか吹かなくなってしまったのです。そうしますと今までできていたことができなくなり、それをカバーするために体に負担をかけるようになってしまって以前の正常な状態に戻れなくなってしまったのです。そこであきらめるという選択もあったわけですが、それはしたくなかったので、大学時代にお世話になったT先生に再び教えをこうことになったのです。その時に先生に言われたのですが『うまくなりたいのか、現状維持でいいのかどっち?』と問われました。その時まであまり先のことまで考えていなかったのですが、直感的にうまくなりたいと答えたのでした。そうすると先生は『じゃあレッスンは月3回毎回課題を出すのでその期間で仕上げてきてな』と言われました。社会人になって練習不足になっていることを言い訳できない環境にしてしまったのです。レッスンは7年ほど続けさせてもらいましたがその間に学んだことが私の現在のトランペット奏法の基礎になっています。

2 レッスンで得られた効果について

私の経験から得られたレッスンの効果として言えることは自分が『これでいいだろう』と思っていることが正しくないことがとても多いと言う事です。ある程度吹けるようになってそういうものの善し悪しが分かるようになってきているはずなのにレッスンを受けると軌道修正されるんです。要は時間がたつと忘れてしまっていると言う事なんです。ですからレッスンは定期的に受けて自分の立ち位置を修正していく必要があるんです。それを繰り返していくうちにある程度自分の演奏のスタイル、奏法も関しての習熟度が増していくと考えています。ましてや自分ではお客さんの位置で自分の音を聞く事はできないので、自分の前で客観的に聞いてくれるレッスンの先生は必要な存在になるのです。

もう一つの効果としては課題意識が明確になると言う事です。おそらくレッスンを受けると次のレッスンまでの課題をもらうことになります、それを克服していく過程が皆さんにとってとても重要なんです。レッスンを受けていないと当然そういったフォローはありませんので今まで通りの練習をすることになります。それでは向上はないんです。お判りになられたとは思いますがレッスンを受けるとはそういう効果も期待できると言う事なんです。

3 まとめ

いかがでしたでしょうか。今回はレッスンの効果についてお伝えしてきました。トランペットを演奏するに関しては少なからず専門知識が必要になってきます。そうした時どうしても専門的に助言できる方のサポートを受けると言うことが上達の近道になります。私がやっていたように頻繁に入れることはないかもしれませんが、3、4か月に一度くらいでレッスンを入れて今の現状を受け入れると次の方向性が見えてくると思うんです。ぜひ実践してみてください。わからないことがありましたらお問合せしていていただければ、できるだけお答えさせていただきます。

それでは今回はこの辺で、また次の記事でお会いしましょう。

masato

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