耳の訓練してますか?チューナーを使ったmasatoのトレーニング

皆さんこんにちわ。masatoです。

トランペットを吹いていて音程気になったことありますか?この記事を読んでいただいてる方はほぼ悩みをお持ちのことと思います。そこで今回はチューナーを効果的に使って耳の訓練をすることで正しい音程感をつけるトレーニングをしていただこうと思います。トランペットは金管楽器の中では一番高音域を担当しています。音域が高いと言う事は『倍音』の幅が狭く音程のずれが分かりやすい状態になっています。ですから他の金管楽器の方よりトランペット吹いてる方のほうが音程の狂いに目立ってしまうのです。それでは始めていきましょう。

1 チューナーの正しい使い方

皆さんはチューナーお持ちですか?私は36年トランペットを吹いてますので、その中でチューナを何台も買ってしまいました。そもそもチューナーて必要なの?と思っておられる方がおられますが、チューナーはいります。高価なものでなくて構いませんので、できたら音が出てピッチが測定できる程度のもので構いません。もちろんスマホのアプリでも大丈夫です。それではそのチューナーについてお話していきます。

チューナーてみるもの?

最近吹奏楽の現場にいると特に若い世代の方は特に楽器にクリップ式のマイクを常につけて練習されている方をたくさん見受けます。確かにチューナーを使うことで自分自身の音が正しいピッチに対してどのようになっているのか視覚的に認識できるようになります。それを見てピッチの微調整を奏者が行うわけです。それを行うことで正しいピッチになるわけですが、それだけでは耳は鍛えられません。練習中はチューナーをつけれても、本番中にそれはできません。チューナーはあくまでご自分が演奏した音のピッチがどういう状態なのかを測定してくれるだけなのです。ですから先ずは自分の耳を鍛えていくことが大事です。

基準のピッチの設定を忘れずに

殆どの方がA=442で合わせておられると思います。チューナーは基準のピッチを変えれますので演奏前に正しく設定されているか確認しましょう。たまにいつもと同じ感じで吹けてるのに全然合わないとおっしゃる方がいます。よく見ると設定が変わっていたりすることがありますのでご注意を。

2 チューナを使ったトレーニング法

これは実際に私がチューナーを使う時の練習の方法を挙げてみます。

  • チューニングのB♭を吹く
  • チューナーを見る→合っているか確認(この時にはどのくらいの誤差かだけ確認)
  • チューナの結果を見てもう一度チューニングのB♭を吹く
  • チューナーを見る(繰り返す)

ポイントはチューナーを見ながらピッチを変えないと言う事です。自分の頭の中で『ここが正しいピッチだ』という音がチューナーで測定した時に正確に反応させることが目的です。これにより正しいピッチ感が養われていきます。楽器で演奏する前にご自分の声で歌ってから演奏するのも効果的です。

もうひとつ紹介しますと、色んな基礎練習時にチューナーを使っていきます。

リップスラーのメニューの最後の伸ばす音をチューナーで測定正しいピッチか確認することです。それだけでなく、スケール、タンギングでもそれを行います。なぜそれをするのかというと、それらの基礎練習は自分自身にとって負荷をかける練習です。そういった時に自分の音程を意識できていないことがあります。そういった部分を克服するため、より正確性のある音を出せるように練習していきます。なかなか難しい課題になってしまいますが、繰り返し練習していくと段々改善されてきます。ぜひご参考にトライしてみてくださいね。

3 まとめ

いかがだったでしょうか。今回はチューナーを使った耳のトレーニングについてお伝えしてきました。チューナは非常に便利な機械です。しかし視覚的に使用してしまうと効果は半減します。チューナーというものは自分自身の耳をきたえるためにあるものです。より効果的に道具を利用して基礎力アップにつなげていっていただきたいと思います。こちらの件で分からないことがありましたらお問合せしていただきましたらできる限りお答えいたします。

それでは今回はこの辺で、また次の記事でお会いしましょう。

masato

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