皆さんこんにちわ。masatoです。
ちりも積もればなんとやら、こつこつマイペースに投稿してまいりましたこちらのブログですがいつの間にやら20記事を超えていました。これからも頑張っていきますのでどうぞよろしくお願いいたします。
そんなことで今回は私がトランペットを吹いてきた経験の中からこれはあるあると言ったご相談を挙げていき、普段の練習のお悩みにお役立てできればと思っております。
1 あるあるトランペットお悩みフォーム編
マウスピースを唇に当てる位置てどこが正しいですか?
よくある質問なんですが、答えとして言えるのはマウスピース内径に対してできるだけ均等に当てるというのが一般的ですし、私もそう思います。しかしこの文言にとらわれすぎてしまうと、少しのずれを気にしてしまい本来の目的の意味を見失ってしまいます。大事なことは当てる位置ではなく、いい音が出るかどうかなんです。
順序としましては
- マウスピースをできるだけセンターにセッティングします。
- できるだけリラックスした状態で演奏してみて、楽器がなるポイントを探す
- 結果ポジションがあまりにずれてなければ大体そこがベストポジション
となります。私の経験から申しますと、マウスピースの位置とかというのは基本のポジションは確かに存在はするのですが、やはり人それぞれ背丈や唇、歯並び、筋肉の付き方など千差万別なわけです。ですからそのあたりの部分は振れ幅があってしかるべきだと思います。ですからもし、マウスピースの当てる位置をあまりに細かく指導されていて且つ成果が見えにくい方は一度考えをリセットして上記の順番でトライしてみてください。私も過去に演奏フォームを矯正されてしまったおかげで長い間調子を崩した時期がありました。
トランペットを構える角度はどれが正しい?
こちらもあるあるですね。トランペットのベル先を地面と水平に、、、という指導されている場合があります。日本人は下あごの骨格が欧米人より発達していないので水平に構えるのはしんどい方が多いと思いますし、実際息の流れのことを考えますと水平より少し下目に息を流すことが多いのではと思います。私の経験上でも水平はしんどくベルはさがっています。おそらく水平持ちしてベル先がそろっているほうが見栄えが良いという理由が多いのだろうと思います(特にマーチングされてるクラブの方とか)。
こちらに関しましても人の背丈、骨格、筋肉の付き方は人それぞれです。できるだけ無理のないフォームで演奏するのが良いと思っています。無理のないフォームで演奏することのメリットは息がスムーズに楽器に入ることです。何よりその部分が影響が大きいのです。これもあまりに極端なフォームでない限りは大丈夫だと思います。
2 あるあるトランペットお悩み練習編
演奏していたらすぐバテる
こちらの質問は練習中のお悩みは?と聞くと一番多い質問です。この『バテる』と言う事は過去の記事でお伝えしているので参考にしていただきたいのですが、そういった質問が来ると必ずお答えするのが
- 息をたっぷりと吸えてない。
- ウォームアップができてない
- 唇をマウスピースに押さえつけすぎている。
- 練習のやり過ぎ(過練習)
を挙げてお答えしています。これらの問題に共通する原因は体に必要以上の負荷をかけている状態だと言う事です。これらを普段の練習で気をつけながら修正していくと徐々にバテることが少なくなってきます。でも練習していれば必ずバテますので適宜休憩をはさんでくださいね。
何回練習やってもできるようにならない時
こんな時つらいですよね、でも大丈夫です。必ずできるようになります。但し時間はかかるかもしれませんが、今から説明することを根気よくやれば可能です。
- 声に出して歌う
- 超スローテンポで行う
- できなくても息を出す
- 最初から100点を目指さない
先ず何回練習してもうまくいかないところは、頭で理解できていないことが多いのです。ですから声に出すことで頭に練習部分をイメージさせることができ、超スローテンポで練習することで難易度を落とし演奏しやすくします。それでうまくいかなくてもあきらめてはいけません。途中で音がなくなってしまっても、息を出し続けるのです。そうすることで反応する部分が少しづつ増えていき、演奏可能となっていきます。さらに練習内容が完璧である必要はありません。反復練習することで自然と良い状態に近づくことができます。
3 まとめ
いかがだったでしょうか。今回はmasatoのお悩みトランペットと言う事で私が指導現場でよく質問がある部分の一部をお伝えしてきました。今回取り上げた内容はトランペットを演奏する基礎の中でもかなり根っこの部分なのですが、何かのきっかけで忘れてしまうことが多い事例です。でも慌てず落ち着いて根気よくチャレンジしていってください。きっと活路を導き出せるはずです。わからないことがありましたらお問い合わせしていただきましたら、できる限りお答えさせていただきます。
それでは今回はこの辺で、また次の記事でお会いしましょう。
masato